線ひとつ。膨らみひとつ。緻密に計算して作り上げていくのです。例えば、シューズの中で足が上下に動いてしまうと、これはひとつのロスです。このロスを削るために、ラストを薄く削っていく。0.2mm・・0.1mm・・とても細やかな作業です。ですが、この目に見えない差が、目に見える結果を生み出していくのです。そう、スピードという結果です。

アディダス・シューズ・クリエイター
大森敏明
対話と測定が何よりも大事。作り手が満足しても、履く選手の記録が出なければ意味がない。それぞれの選手のフィット感に対するフィーリングを知るためにも対話を繰り返し、選手自身も気づいていない課題を見つけ解決していく。そして、選手にとって動きやすく、疲れない、故障しにくいシューズを作り上げる。自己満足のシューズはつくらないっちゅうわけです。

アディダス・シューズ・アドバイザー
三村仁司